よくわかる出産後のお祝い行事 まとめ

行事用語

一才までの主なお祝い行事です。より詳しい解説はタイトルをクリックして下さい。

出産祝いとは

赤ちゃん誕生という、おめでたい出来事にお祝いの品を贈ります。誕生の知らせを受けたらお生後7日~お宮参りまでの間に行います。

お七夜(おしちや)・命名式とは

生後7日目に、半紙等に書いた命名書を床の間等に供えて、家族だけで簡単に済ませる事が現在は多いようです。

出生届けとは

赤ちゃんが生まれたことを役所に届けることです。出期限は誕生後14日以内で、名前も記入しなければいけないので、それまでに赤ちゃんの名前を決めます。

お宮参り(おみやまいり)とは

土地に住む守り神である産土神に赤ちゃん誕生の報告をし、健やかな成長をお祈りします。

お食い初め(おくいぞめ)とは

一般的に生後100日目に赤ちゃんが一生食べ物に困らないようにと願いを込めて赤ちゃんに祝膳を用意し長寿にあやかるようにと親戚等の一番年長の方に食べさせるまねをする儀式です。

初節句(はつぜっく)の祝いとは

赤ちゃんが生まれて初めて迎える節句を初節句といい、男の子は5月5日端午の節句、女の子は3月3日桃の節句(ひなまつり)となります。端午の節句はかぶと飾り等の5月人形や鯉のぼりを。桃の節句(ひなまつり)ではひな人形を飾ってお祝いします。

初誕生とは

誕生後1年無事に育ったお祝いに、独り立ちする赤ちゃんを励ます意味も込めて誕生日と共に行います。

よくわかる出産後のお祝い行事 7 初誕生

初誕生の祝いとは

誕生後1年無事に育ったお祝いに、独り立ちする赤ちゃんを励まします。

赤ちゃんが誕生してから1年間、無事に育った事を祝い、独り立ちして
歩き始める赤ちゃんを励ますのが初誕生のお祝いです。
赤ちゃんは満1年のころにヨチヨチ歩きを始める事から「歩き祝い」、
あるいは誕生餅をついて祝う風習から「餅誕生」という呼び名も
あったそうです。この誕生持ちは「力餅」といい、健康で力強い子供に
成長してほいしいという願いが込められたお祝いでもあります。

初誕生の祝い方

1歳の誕生日と共に、内輪、または盛大に行い、子供の成長を確認します。

満1歳の誕生日を祝う「初誕生」のお祝いは、最近ではあまり
形式にこだわらず、バースデーケーキにロウソクを1本立て、
内輪で祝う事が多いようです。ですが、両家の親族を招いて、
盛大に祝う事もあります。
1年間の写真や映像などで成長記録を披露するのも楽しい演出です。

初誕生祝いの品物

とくに必要はありませんが、お礼の手紙や当日の写真を贈ると気持ちが伝わります。

初誕生のお祝い品にとくに決まりはありませんが、やはり赤ちゃんに
ふさわしいものがよいでしょう。・おもちゃ・洋服・靴・絵本などを
贈る事が多いようです。また、最近では欧米の習慣が伝わり、
両親や祖父母が、初誕生から、毎年の誕生日に同じタイプの
「銀のスプーン」や「食器」を贈り続け、やがて一式が揃うという
お祝い方法も増えつつあります。

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)

よくわかる出産後のお祝い行事 6 初節句の祝い

初節句の祝いとは

誕生後初めての節句で、男児は端午の節句、女児はひな祭りに祝います。

誕生後初めての節句を「初節句」といいます。
男児は5月5日の端午(たんご)の節句に、
女児は3月3日の桃の節句(ひな)に行います。
節句が誕生後3ヵ月以内に来る場合は、実際のお祝いは来年に延ばしても
よいでしょう。

初節句の祝い方

子供の幸せを祈り、親族を招いてにぎやかにお祝いするもよいでしょう。

初節句は子供の成長を祝福し、将来の幸せを祈る祝いです。
端午の節句はかぶと飾り等の5月人形や鯉のぼりを。
桃の節句(ひなまつり)ではひな人形を飾ってお祝いします。
親族を招いてホームパーティーを開き、にぎやかにお祝いするのも
よいでしょう。この時、季節にふさわしい花や小さなお菓子を
手土産にするのも良いでしょう。

初節句のお返し

とくに必要はありませんが、お礼の手紙や当日の写真を贈ると
気持ちが伝わります。

桃の節句と端午の節句にお祝いをいただいた場合は、とくにお返しをする必要は
ありません。ただし、初節句のお祝いの報告や、お礼の手紙を添えて、
親しい人には赤ちゃんの当日の写真を加えれば、感謝の心が
十分に伝わるでしょう。

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)

よくわかる出産後のお祝い行事 5 お食い初め

お食い初め(おくいぞめ)の由来

「一生食べ物に困らないように」という願いを込め、
ご飯を初めて食べさせる儀式。

「お食い初め」は、赤ちゃんに生まれて初めてご飯を食べさせる儀式であり
「その子が一生食べ物に困らないように」という願いを込めた内祝です。
他にも「箸揃え」「箸初め」「箸立て」などとも呼ばれていましたが、
「お食い初め」が現在の一般的な呼び名となっています。

お食い初めの時期

地方によって異なるが、
離乳食を始める生後100日目に多く行われる。

お祝いする時期は一定ではなく、地方によって異なる様ですが、ちょうど
離乳食を始める時期にあたる、生後100日目に行われる事が多いようです。
また、生後110日後、120日後に行う地方もあります。

お食い初めの祝い方

膳・椀・箸を新調しておき、長老が食べさせるまねをして祝う。

赤ちゃんの為に食膳を整え、親族の長老の方が実際に食べさせるまねをして
祝います。身内だけでお祝いする場合は、祖父母か両親がやってあげます。
また、この日の為に膳・椀・箸を新調するのがしきたりです。
お食い始め

現在の正式な祝い膳

1汁3菜を基本に、

  • 尾頭つきの鯛
  • 煮物
  • 赤飯
  • 香の物
  • 汁物

の5つの器となります。香の物の器には、「歯止めの石」と「梅干し」を
盛りつけます。歯止めの石は、近くの氏神様の境内から小石を3つほど
いただき(拾い)、あらって添えます。

略式のお食い初めセット

現在では、食器に長く使えるような物を選ぶ事が多いようです。
また、祝い膳の代わりに、ランチ皿などのベビー用食器セットを
揃えるもの便利です。食べ物の内容も、大人は正式な祝い膳を用意し、
赤ちゃんの膳については、形式にこだわらず、離乳食にふさわしい
お粥や野菜スープなど、食べるのに適した献立を用意する事もあります。

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)

よくわかる出産後のお祝い行事 4.お宮参り

お宮参りの時期

通例では男児は31日目・女児は32日目だが、
生後1カ月を目安にママの体調を考慮して。

お宮参りは「初宮参り」「産明け」「産土参り」など、様々な呼び名が
ありましたが、現在では「お宮参り」と呼ぶのが一般的です。
子供が生まれて初めて神社(産土神)や仏閣に参拝し、お守りや数珠を
いただいて子供の長寿と健康を祈る行事です。
男児は31日目、女児は32日目に行うのが通例となっていますが、
地方によって様々でもあります。この様に、通例となっている日は
あるものの、現在ではあまりこだわり過ぎずに、ママの1ヶ月検診を
終えた後の体調の良い日や天気に恵まれた日を選んだら良いようです。

お宮参りのしきたり

本来は父方の祖母が抱くが、都合によって変える。
お参り以外に、お祓いなども。

本来は父方の祖母が抱いてお参りをしますが、父方の実家が遠かったり、
母子が母が他の実家に里帰りしていたり、同居している場合には、
母方の祖母が抱いても良いでしょう。
両方の実家が遠方の場合には両親が交代で抱くと良いでしょう。
お参りの方は、神前でお賽銭をあげて鈴をならし、礼拝祈願するだけでも
かまいませんが、社務所に申込めば、お祓い・祝詞奏上(のりとそうじょう)を
行ってくれます。
その場合の謝礼は社務所の規定通りで良いでしょう。
また、関西地方ではお宮参りの前に親戚を回ったり、
着物の紐にご祝儀を結んであげる所もあるようです。

お宮参りの祝い着

最近では、外出用のベビードレスを着せ、ケープやおくるみで包んで抱きます。

正式な赤ちゃんの祝い着は、
男児は「羽二重地の紋付で、鷹やめでたい図柄などの”のし目模様”。」
女児は「綸子地やちりめん地に花柄などをあしらった”友禅模様の紋付”」が
用いられます。その場合は、付き添う大人も正式な服装で行くべきとなります。
また、最近では、祝い着を用いずに外出用のベビー服や真っ白なベビードレスを
着た赤ちゃんを、ケープやおくるみで包んで抱く、略式のケースも
増えているようです。

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)

よくわかる出産後のお祝い行事 3 出生届け

出生届けとは

命名後、誕生14日以内に届けを提出します。

赤ちゃんが生まれたことを役所に届けること。病産院でもらう出生証明書を、
本籍地または住民登録している市区町村、赤ちゃんの出生地の役所の戸籍課に
提出します。提出期限は誕生後14日以内で、名前も記入しなければいけないので、
それまでに赤ちゃんの名前を決めます。

14日までに出せないときは?

14日をすぎても、受付されないことはありませんが手続きが面倒に。

出生届は本来、「人間が出生しました」という事実を報告するためのものですから、
14日をすぎても、受付されないことはありません。かならず受付はされます。
ただし、あまりに日数が経ってしまうと期間経過通知という書類を書かされ、
遅れた理由を簡易裁判所で審査されることになります。
また、14日の期間内に出生届の子の名前の欄を空白のまま出し、14日を過ぎてから
名前だけ書き入れる、いわゆる追完(ついかん)手続という方法もあります。
ただ、安易につかうと、戸籍のなかにそのいきさつを書きこまれ、
「名は未定」などと書かれることもあるそうです。

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)

よくわかる出産後のお祝い行事 2 お七夜、命名式

お七夜(おしちや)の祝い方

現在は命名書を供えて 家族だけ済ませる事が多いようです。

誕生後七日目の夜に、赤ちゃんのすこやかな成長を願って行う祝宴が
「お七夜」です。「命名式」「お七夜の祝い」「名付け祝い」とも
呼ばれています。現在では、退院直後のため、半紙等に書いた命名書を
床の間等に供えて、家族だけで行うのが一般的です。

お七夜に招待された時

手土産を持参し、のしは「祝 お七夜」で。

お七夜に招待されたら、酒肴料・生花・ケーキ・お菓子・ぬいぐるみ
・果物・おもちゃ・お酒などを持参すると良いでしょう。
表書きは「祝 お七夜」「祝 命名」「御祝」などです。
金子を贈る場合は「御酒肴料」としましょう。

命名書の書き方

半紙等に書いた命名書を床の間等に飾りましょう。

赤ちゃんの名前が決まった時に「命名所」を書き、お七夜の命名式に
神棚や床の間に飾ります。略式で書いた場合は、鴨居や柱、壁などに飾ります。
おしゃれなデザインの命名書もあるので、そうしたものを利用しても
良いでしょう。命名書は床上げが過ぎる頃まで飾り、へその緒や誕生日の
新聞などと大切に保管します。

正式な命名書の書き方

  • 奉書紙を上下二つ折りにして輪を下にし、さらに左右を三つ折りにする。
  • 表面の左三分の一の中央に「命名」と書く。
  • 内側の真ん中に父親の名前と続柄、赤ちゃんの名前と生年月日を書く。
  • 内側の左三分の一に命名年月日と名付け親、あるいは両親の名前を書く。

略式の命名書の書き方

  • 略式は半紙の中央に赤ちゃんの名前と左側に生年月日を書く。

 

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)

よくわかる出産後のお祝い行事 1 出産祝い

出産見舞いの時期

出産後すぐは遠慮し、退院してしばらく経ってからに。

無事出産の知らせを受けても、出産直後に産院に駆けつける事は、肉親以外は遠慮しましょう。近親者以外のお見舞いは、できれば退院してしばらく 経ってからにしたいものです。出産直後の産婦さんはかなり疲労しているので、十分な休養が必要です。すぐにでもお祝の気持ちを伝えたいのなら、祝電か手紙 でお祝のメッセージを伝えておき、後日あらためて出向くようにしましょう。

出産のお祝いを贈る時の注意点

重複する事にならぬよう相手の希望を聞き、邪魔にならない物を。

赤ちゃん誕生という、おめでたい出来事は、若夫婦はもとより両家のご両親、仲人さんにとっても大きな喜びです。それだけに、心のこもった贈り物 をしたいと思うのは当然のことです。しかし、いったい何を送ればいいのか迷うものです。まず、何を贈るか決めるときに注意したいのが、他の人とお祝い品が 重複する事です。せっかくの好意が無駄にならないように、事前にどんなものが欲しいのか、相手の望みを聞いてから贈りましょう。とくに場所をとる物など は、最近の住宅事情から、邪魔になることもあるので注意したいものです。

出産祝いの時期とギフト

知らせを受けたらお宮参りまでの間に、適したギフトを。

赤ちゃんが生まれ、退院後落ち着いたら、兄弟姉妹、仲人、親友、とくに親しい人には、無事退院できた事を報告します。友人などには、赤ちゃんの 顔写真入りの年賀状を出すなどして紹介します。知らせを受けたり、人づてに話を聞いた時には、お七夜が済んで、お宮参りまでの間にお祝を贈ります。つま り、生後七日ぐらいから1ヶ月の間ということになります。なお、出産祝いを贈る時期をのがしてしまい、日がたってから贈る時には、「祝 ご成長」などの表 書きをして贈るのがいいでしょう。

出産祝いに適したギフト

  • スリング
  • お出かけ用ブランケット
  • マザーバッグ
  • 肌着・ベビー服
  • 寝巻き
  • 紙おむつ
  • タオル
  • ガーゼのハンカチ
  • おもちゃ
参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)