よくわかる出産後のお祝い行事 5 お食い初め

投稿者: | 2018年1月9日

お食い初め(おくいぞめ)の由来

「一生食べ物に困らないように」という願いを込め、
ご飯を初めて食べさせる儀式。

「お食い初め」は、赤ちゃんに生まれて初めてご飯を食べさせる儀式であり
「その子が一生食べ物に困らないように」という願いを込めた内祝です。
他にも「箸揃え」「箸初め」「箸立て」などとも呼ばれていましたが、
「お食い初め」が現在の一般的な呼び名となっています。

お食い初めの時期

地方によって異なるが、
離乳食を始める生後100日目に多く行われる。

お祝いする時期は一定ではなく、地方によって異なる様ですが、ちょうど
離乳食を始める時期にあたる、生後100日目に行われる事が多いようです。
また、生後110日後、120日後に行う地方もあります。

お食い初めの祝い方

膳・椀・箸を新調しておき、長老が食べさせるまねをして祝う。

赤ちゃんの為に食膳を整え、親族の長老の方が実際に食べさせるまねをして
祝います。身内だけでお祝いする場合は、祖父母か両親がやってあげます。
また、この日の為に膳・椀・箸を新調するのがしきたりです。
お食い始め

現在の正式な祝い膳

1汁3菜を基本に、

  • 尾頭つきの鯛
  • 煮物
  • 赤飯
  • 香の物
  • 汁物

の5つの器となります。香の物の器には、「歯止めの石」と「梅干し」を
盛りつけます。歯止めの石は、近くの氏神様の境内から小石を3つほど
いただき(拾い)、あらって添えます。

略式のお食い初めセット

現在では、食器に長く使えるような物を選ぶ事が多いようです。
また、祝い膳の代わりに、ランチ皿などのベビー用食器セットを
揃えるもの便利です。食べ物の内容も、大人は正式な祝い膳を用意し、
赤ちゃんの膳については、形式にこだわらず、離乳食にふさわしい
お粥や野菜スープなど、食べるのに適した献立を用意する事もあります。

参考文献「こんなときどうする 儀式110番」(伊勢丹広報室編)